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トッキー
2025.11.19 11:25お知らせ

これは前人未踏の挑戦です! リアルタイムで目撃しよう、『神功皇后論』!!

現在発売中、
SPA!11月25日・12月2日合併号掲載
ゴーマニズム宣言「神功皇后論」
『上に乗った男』
感想をご紹介します!!

 

 


 

 

【mantokunさん】
今回はストーリーに戻りましたが、今回はまたも強烈な新キャラクターの登場に度肝を抜かれました。日本書紀の記述だけだとそのまま読み流してしまい、記憶に残らなそうなところですが、さまざまなキャラクターとの関わりも含めて物語として描かれることで、当時の九州諸勢力とヤマト王権の対立の様子が立体的に浮かび上がってきます。

回を重ねるごとに峠タケルという人物の気持ちよさ、戦略眼、抜け目のなさなどが伝わってきましたが、ここに来て妹のカジカがヤマトの男に思いがけず懐柔されて狼狽える様に、少し心が痛みました。また、ヤマトの男に惚れてしまったことが一族にどんな結果をもたらすかを知っているからこそ、後ろめたく思っているカジカの姿も哀れです。孕って母となろうと、まつろわぬ民を征討することに躊躇しない異形の王・タラシヒメの姿とはまさに対照的ですね。
武内宿禰が援軍に参上し、いよいよタラシヒメと峠タケルの対峙も間近でしょうか。ここから三韓征伐にどう繋がるのか、これからの展開がさらに楽しみです。

 

 

【酔いどれカエル坊主さん】
日本書紀、読んでいたはずなのに、”羽白熊鷲”の存在はすっぽりと記憶から抜けていました。
改めて調べてみましたが、ヤマトにまつろわぬ”敵”というイメージが強いので、記憶から抜け落ちたのかもしれませんね。
でも、よしりん先生が描くと、強そうな頼もしいキャラに蘇ってしまうから、絵の力でイメージが、印象がガラリと変わるのは、さすがよしりん、と改めて思ってしまいます。

 

 


 

 

日本書紀では、神功皇后のクマソ征伐や羽白熊鷲との戦い、そしてさらにこの後に出てくる土蜘蛛・タブラツヒメとの戦いは、本当にほんのちょっとの記述しかありません。
そのため、これまで神功皇后を書いた作家はみんなこのあたりをすっ飛ばして、三韓征伐へと筆を進めています。
そんな中で、よしりん先生は神功皇后とクマソ・羽白熊鷲らの戦いに、あえて注目したのです!
ここをじっくり描こうとする「神功皇后論」は、実は未だ誰もやったことのない挑戦なのです!

前人未到の挑戦をリアルタイムで目撃できることなんて、滅多にありませんよ!
SPA!連載のゴーマニズム宣言「神功皇后論」、絶対お見逃しなく!!

トッキー

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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